本物と偽物の見分け方(滴天髄 子平学対神殺派)
                  
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 偽物(神殺派)

 
特徴は
 神殺をもって固定化してしまう事です。

 
例えば
 天中殺、羊刄殺、飛刄殺、刧殺等があれば事故、不幸が
 起きやすい。

 
池、桃花、紅艶は色情因縁
 天
乙貴人、太極貴人、天徳貴人、あれば出世も早いし
 あらゆる災難を逃れる。
 
学士、華蓋があれば学問、芸術に優れる。
 
金鎖、断橋あれば、血筋絶え家系断絶の因縁
 などなど、等々少なくとも百種類以上はあります。
 
十二支運なども有名です
  仮に甲日に生まれとします。
  下の地支に振り分けてゆきます。
  主に生月、生時がメインなのですが、年月日時
  どれにもつけます。
   子  丑   寅  卯  辰  巳  午  未  申  酉  戌  亥
   沐浴 冠帯 
建禄  帝旺 衰  病  死  墓  絶  胎  養  長生
 下段の赤字十二支運です。

 さてここでさわりを説明すると
 
帝旺 あるは、頭領運があり、多少我が強く独りよがりだが、指導力あり。
  
 あるは、ストイックで心の世界を求め、何故か病気関係の仕事につきやすい。
 
 墓 あるは、内に籠りやすく、内向的で、次男に生まれても
     一家の墓守を任されやすい。
 
 胎 あるは、育てる事が好きで明るい。女性は妊娠しやすい。
 
 養 あるは、父母、本人不思議と養子に関係あり。
    など意味付けをしています。
  一時流行った動物占いなども、
帝旺建禄をライオンとか
  絶をペガサスだとかに置き換えたものです。

 実はこれ全部ウソなんです!

 十二支運の本当の意味について説明します。
 その為に相生相剋の理解が必要です。
 黒線は相生➔方向に力を与える 
 木に例えれば
 木は水から力をもらい火に力を与える
 赤線は相剋方向を剋す(倒す)           
 木に例えれば
 木は土を剋し金に剋される

 四季を五行にあてはめると、春は木 夏は火 秋は金 冬は水
 甲を単純化すると、木です。
 相生相克に照らし合わせますと
 木が強くなる季節は 春が木ですもので第一に春。
 次が水生木で、水は冬なので冬。

 逆に一番弱くなるのは剋される金。金は秋。
 春は十二支運で言えば
寅卯辰これを
 建禄、帝旺、衰と名付けてるのです。
 秋は十二支運で言えば申酉戌木のエネルギー
が弱くなる。そこで絶胎養と名付けたのです。

 秋になれば葉は枯れ絶し、種が地面の下で胎し養われる。

 つまり、十二支運とは天干五行の力の強弱を漢字で現したもので
、実際の
死、墓、養では無いのです。
 ところが、これらの
漢字が一人歩きをしてしまいました。
 
があったら葬儀に関係するの、があったら医者、薬剤師
になるの、
があれば養子に縁があるだの。

 数値化して帝旺を12、絶をマイナス1などとすればこの様な
誤解は起きなかったかもしれませんが、何せ自然界において
は、春なのに冬の寒さだったり、秋なのに真夏の様に暑かっ
たりで簡単に数字には出来ない面もあります。

 木最強の状態は春の木「旺」といいます。
 夏は火力を与え「相」 
 土は季節の終わり辰 未 戌 丑木剋土で死」、
 木が剋される秋は金で「因」
 冬は木が力をもらえる水で休」
 すなわち十二支運とは旺相死因休を細かく漢字にしたものです。

 
 しかし、甲木の陽は多少理屈が通りますが、
 乙木の陰の場合エネルギーを吐き出す夏の火をもって
生まれる
長生とし、力のをもらえる水生木の冬の
としている、などは陰陽五行の理屈に合いません。


 易学の陽は時計回り、陰は逆回りと言う様に無理に理論付け
した為に、矛盾が生じたのです。

 事実「滴天髄」の著者劉基も干支論の中で「推断多誤矣」
推断(判断を推理するに)多誤矣(誤り多し)と否定しております。

 ところが、人によっては今でも
 長生 沐浴 冠帯 建禄 帝旺の年は運の良い時。有卦
 衰 病 死 墓 絶の年は運の悪い時期。無卦。
 などと断言しています。
 これまたウソ!

 十二支運は単に天干の強弱を現しているに過ぎず
運の良し悪しでは無いのです。(たまに、身弱の命は当てはまる
事も有るかも知れませんが、
偶然です

 本物
 (古来より伝わる正法)

  特徴は
  
相対的で固定化しません。
  神殺 十二支運 など振りません。
  全て陰陽順逆 相生 相剋 旺相死因休
  陰陽五行のバランス 調和を読んで参ります。
  十干 十二支が易学とリンクしているので神殺を
  使う必要が無いのです。

 仮に平成三十年三月二十八日午前九時半 男命とします。
  大運逆八年   
           命式はこれだけです

   八 甲寅             五行を単純化しますと         
  十八 癸丑    土 土 木 土               
 二十八 壬子    火 土 木 土 となります。              

   本来 戌(辛 丁 戊) 卯(甲 乙) 未(丁 乙 己)
       巳(戊 辛 丙)など内蔵された干、
    蔵干があるのですが、あえて本の気の五行を用います。
    この蔵干は頭に叩き込んでおく必要があります。
    (天干の旺衰に微妙に影響します)

 さて、本命日干土 生月三月卯月 春は木。木剋土で土弱る。
 まして、日支未は三合会局(亥卯未)の半局になり益々木強力。
 これだけであれば身弱となります。
 然るに他柱火 土多いので転じて身強に変化します。

 身強正官です。年の劫財、時の比肩強く、正官あるも水財無いので
 かなり我が強く その癖正義心 潔癖症です。

 単純五行でにしますと命中木 火 土のみで
 
金 水がまるでありません。
 世の全てはバランス 調和を持って良しとします。
 故に、これが人であれば、無意識に
木 火 土から
 遠ざかる生き様になります。
 逆に
金 水を一生探し廻る行動をとります。
 では、実際
木 火 土とは何か?
 金 水とは何か?を衣食住 考え方、行動パターン
  気候風土 暖寒 職業、時廻りなど現実的に
 出来る範囲で合致する方法を探ってゆくのです。

  ですから、祈ったり お祓いしたり信仰などと無縁なものなのです・

  風水だとか 方位学にたよっても基本を理解してないと
  「骨折り損のくたびれ儲けで」終ります。
  終いにには自称霊能者 占い師い師に家産を全て
  奪われる事になり、自分で判断出来ない奴隷状態に
  なります。 

 その種の相談者人間に限って。強烈な洗脳状態にあるので、
 その矛盾と、イカサマ、ペテン、詐欺の理由をいくら説いても
 説明しても、「あんたこそ怪しい、何か魂胆があるのだろう」
 と、こちらを詐欺師扱いし、罵倒、敵視します。
 現実に限りなくそんな事態に遭遇しています。
 そんして。帰った後、知人縁ある人達に、
 ある事ない事を言い振らすのです。

 こんな例があります
 昔、或るワンルームマンションの会長が
 相談にきました。
 当時全国的に名の通った会社の会長です。
 会社が倒産したとのことです。

 その理由が、信頼している天中殺を主眼とした三柱
 のみで占らう、占い師を信用していたからだそうです。
 赤坂で五十億の土地の取引の話が出ているが買って
 良いかの問いです。
 占い師は、これから大発展するから直ぐ買いなさい。
 との事。
 会長はそれを信じ、銀行から五十億を借り入れ
 購入しました。
 ところが、値上がりするどころか、グングン値下がり
 したのです。
 その五十億が原因で倒産ひ至ったのです

 実はその占い師う土地の売り主とグルだったのです。
 裏でかなりに金額を、話を纏めるために受けっとて
 いたそうです・
 ですから、実際の鑑定も、占いもして無かったようです。

  そこで、私はまず観法の矛盾点、
  そして耳に入ってくるその流派の噂。
  又、その種の観法は実は存在しない事。

  そしてきた時より、まず一言も聞かづ、
  その会長が過去からどういう
  生き方をし、どういう風に財を成し、
  本人が隠している身体の障害の部分さえ指摘しました。  


  すると会長は、なんと自分を騙した。その占い師を
  強烈に弁護し始めたのです。
  ついには私をいい加減な 口から出まかせだと
  決めつけてきたのです!
  その時の目つきはまるで狂った様でした

  確認の為、私の読み取った事々は違っていたのか
  外れていたのか質問をしました。。
  すると「すべてその通りだ。良くわかったな!
  でも、同業者を、くさしたり(意味不明?)悪く言う様
  な奴は信用出来ない!」と憤然として帰って行きました。

  こちらは事実を述べただけで、悪口を言った覚えも
  ないのですが。
  騙され、破産に追い込まれても弁護する心情が
  理解出来ません・
  こうい言うのを。洗脳と謂うのでしょうか?

  以外と理屈、道理にあった事より、理不尽な神殺派
  に引き寄せらる人間は多いんです。

  そんな例は十や二十ではありまりません。

 命の話に戻りますが生時が違えば
  仮に、午後三時半に生まれたとします。同じく男命
           壬 己 乙 戊    
           申 未 卯 戌       
                    単純化すると       
           水 土 木 土            
           水 土 木 土
                  となります。    
      午前九時半より
火 土少なくそれ程身も強くなく
      生時に
水財あって正官を助けますのでやや
      安定します。
      前命より、
がありその分火 土は弱まりますので
      少しはバランスがとれます。
      その分、性も体質も安定し易い事になります。

  これらは読み方のほんの一部ですが、神殺派との違いが
  多少なりとも理解出来たでしょうか?

  要するに 何か奇妙テキレツな神殺名を付け固定化し
          運命や性格を決めつけるのか
  それとも2 陰陽五行の働きのバランス 
          調和の相対関係性を、読み解き明かすのか

  この1 どちらかなのかが、本物偽物の見分け方の鍵になります。


  又、生時が如何に大事か。
  生月に準じ、春は朝 昼は夏 夕方は秋 夜は冬。
  ですから、生時一つで判断が正反対になる事も、多々あります。

  この様な理由で、同じ四柱推命と名乗っていても当たり外れが
 あるのです。


  特に有名な書           
 
命書三巻=李虚中 命理歌意詮=徐大弁 命理真詮=徐楽吾   
 淵海子平=徐子平 滴天髄=劉伯基ほんのほんの一部です。
 
実際には目次だけでもうんざりする位多数あります

 
現代日本でも、数え切れない位の複数の先生方に寄翻訳されて
いますので、興味ある方はどうぞ。  
  

 
川時代中期「淵海子平」が伝わりましたが、難解で翻訳されず
書庫に眠ったまま、幕末を迎えました。  
         
 幕末文政年間の頃、長崎の医師桜田虎門先生が、清国より伝わ
った俗書(「淵海子平や滴天髄」ではありません)
を翻訳「推命書

として世に出したのが始まりです。  

 
当初この推命書が、関西中心に西側に「四柱推命」として
広がりました。


 
ただ惜しむらくは、今で言う週刊誌の付録の様な俗書であった事
に加え、翻訳の間違いも多く、結局不思議な占いとして昭和30年
後半まで主流を占めて来ました。  
   

 
只、不完全なものでも、日干が同じで、身の強弱が合えば、たまに
当たる事も 有りましたので、なかには100発100中と、吹聴する人
も、それに踊らされる人も、多数出てきて一時伝説的に信奉され、本
物も偽物もゴッチャゴチャにされ今に至っております。