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            六壬神課とは

 成功した人の、ターニング・ポイント、分岐点、軌跡を調べると殆ど、
例外無く、本人取って
ベストの年月日時を選んで動いています。逆に
失敗続きの人は、よりによって最悪の時を選んで
動いています。両
者とも
無意識、誰に教わる事無く。


 一般社会に於いて、時の事相を読める、そういう学が存在すること
すら知らない人間が多数でしょうし、知っていたとしても読み方や、活
用が難しいので、とても
術数を用いたとは思えません。本人が好き勝
やった結果でしょう。

 
 そうなると、成功者には成功への、敗残者、自滅者には滅びのセンサ
ーが体内に在り、その働きにより明暗が分かれる
、とするが合理的でし
ょう。
怖いのは意識が無いことです。意識があれば、コントロールも、
加減も出来るでしょうが、そうで無いと訳の解らない、正体不明の何か
に突き動かされている不安で、一杯になります。
 

 命(四柱推命)学は個体のセンサーの特性を調べる学です。端的に
言えば、
生まれながらの心の向きが、金なのか、女なのか、又は財、
出世、地位、それとも教育、学習、自分の内面を吐き出す芸術、技術
なのかを
推理します。あくまで、推理です。当たる当たら無いは結果論
です。

  それに対し六壬神課は個人が対象では無く、時の象相を
読む学です。
              
謂われ
  説1、 易学の数理1水、2火、3木、4金、5土、5で折り返し
     
               6は1と一緒で水、7火、などから六壬水
  
説2、 1より10までで折り返しが5まで同じ。6、7、8、9、10、
       のなかで偶数・陰、
       奇数・陽。陰は最少をとり特徴とすれば陰6、陽9。命の源は水。
       故に陰6壬陽水。
 
  
3、 地上生命の源流を水とする。                 
      水のついた干支は、壬申、壬午、壬辰、壬寅、壬子、壬戌の六種。
      六つの壬で六壬。

  説4、 地球を己とする。甲より己まで六番目。また地球は水の
      星でもある。即ち、壬。己六、水壬。六壬。
 
                                   諸説あります。
                 
             ◎命学との違い

 学は個人の人生、特性、運、等非常に威力を発揮します。
 只、世の動き、全体は観れません。例えば、飛行機事故、災害、に見舞
われた大勢の人が居たとします。その方々が総て悪運、不運かと言うと、必
ず一人や二人、良運の方もいる訳で。是は、取りも直さず、個人の命運はより
大きな流れには無力という事です。
 
 六壬学は全体の時の性質を読むものです。それ故、網が大まかで、其の分
精密さに欠けます。
 只、二ユースを見ていても解る様に、通り魔が有れば続けて起きたり、地震、
噴火、交通事故、等連続するのは、時の性に依る為です。




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